ネジの締め方について僕の知っている限りでご説明します。
①砂や汚れをきれいに洗浄します、ネジとナット両方とも
②用途にあわせたオイルやグリスや緩み止めを塗布
(締め付けトルクの安定、錆防止、焼き付き防止などの目的)
③慣れていないうちは手で締めれるとこまで締める。
手で締めこんでかたかったりすれば斜めにネジが入っているか?
ナット異常がないか?確認してみてください。
(緩み止め剤がついていれば手で回らないときもあります)
④規定トルクで締め付け
ネジ全体の中心と工具が直角になるようにしっかり固定して締め込みます。
また自分の締め込みの力で直角がぶれないように注意してください。
締めすぎはネジ山の破損やネジに決められた引っ張り強度を上回り適切なネジとして使えなくなります。
*トルクレンチがなく不安な方は六角レンチの根元を持ち、根元から10cm辺りを強く締めれこめば約4から6Nmくらいのはずです。
一度トルク管理したネジを元にお試してください!
この締め方は止めた方がいいです ✖
✖
最後に
どんなにしっかりトルク管理をしても自転車の部品はほぼ空洞の物を締め付けています。
①温度で部品などは膨張したり縮むんだりしています。
②走行による激しい振動。
③締めこみによる部品の埋没
などの理由でねじは緩んでいきます!!ので定期的な点検やメンテナンスを行う必要があります。
安全に安心してライドできるようねじの管理を大切にしていきたいと思っています。